去る3月27日、青山にある東京ウィメンズプラザホールにて、一般社団法人 女性活躍支援協会主催の「第1回 aswe シンポジウム」が開催されました。女性が自分らしく輝き、人生の選択ができる社会を目指すという協会の力強いメッセージが会場を包みました。
開催レポート

基調講演
産婦人科医・堤治氏「プレコンセプションケアと卵子凍結」
山王病院名誉病院長・堤治氏が登壇し、少子化が進む日本の現状と不妊治療の課題について講演しました。特に、女性の高齢出産に伴う不妊治療成績の低迷に警鐘を鳴らし、将来の妊娠のための健康を考える「プレコンセプションケア」の重要性を強調しました。
また、「フェムテック」「フェムケア」が女性のキャリア形成と健康の両立に不可欠であると述べられました。
港区長・清家あい氏による「女性活躍推進の取組み」
東京都港区長・清家あい氏が、港区における女性活躍推進の具体的な取り組みを紹介しました。
保育園の待機児童ゼロ達成や「産前産後ケア」への注力、都内初となる「社会的卵子凍結」への補助決定など、子育て世代への支援策を説明し、多角的な視点から女性の健康と社会参加を支える取り組みが紹介されました。
自分らしく生きるために女性が活躍できる社会を目指す
今回、当協会が運営するフェム温活アカデミーのアンバサダーの方にも登壇してお話していただくなど、参加者にとっては女性特有の健康課題と向き合う「フェムケア」・「温活」の重要性を再認識する有意義な時間でした。自分らしく生きるために、女性が輝いて活躍できる時代をつくるための第1歩の講演会となりました。
開催概要

タイトル:第1回asweシンポジウム
テーマ:全ての女性が輝く未来へ
日時:2025年3月27日(木)13:30〜16:30
場所:東京ウィメンズプラザ ホール
登壇:産婦人科医・堤治氏・港区長・清家あい氏 他
主催:一般社団法人 女性活躍支援協会